北京市の工商当局が11日に行った検査で、同市朝陽区の露店でダンボー
ル片入りの肉まんが販売されていたことが分かった。12日付で京華時報
が伝えた。肉まんはダンボール片6に対して、豚肉4の割合で製造されて
いた。しかも使用されていたのは病死した豚の肉だった。ダンボール片を
豚肉に混ぜ、ミンチ状にすると味は本物と大差なくなったという。さらに
製造場所はハエが飛ぶなど衛生管理が全くされておらず、犬のフンが付着
している器具もあったという。

 

ここまでくると中国はもはや何でもありだなと言うほか無い、いったいど
ういう発想をしたら肉まんにダンボール片を入れようと思いつくのか。来
年には五輪が開催される首都北京市で起きただけに、言葉は悪いが民度
低さが嫌でも伝わってくる話だ。このような報道はあっと言う間に世界を
駆け巡り、中国がせっかく表向きは経済発展目覚しい国のように見せてき
たのが台無しであろう。中国製のものは何でも危ないと言う誤解を招かな
いためにも、中国当局の厳しい取締りと人民への啓蒙活動をしていくのが
遠回りでも確実な方法ではなかろうか。