最大震度6強を記録した中越沖地震からきょう23日で1週間。被災地で
は同日午前9時に国道8号が全通するほか、柏崎市刈羽村の6カ所で応
仮設住宅の建設が始まるなど、復旧が進み始めている。一方、被災地で
は22日も3000人を超える被災者が避難所での生活を余儀なくされて
おり、一刻も早い生活再建が待たれている。新潟地方気象台によると、地
震発生以来の余震は同日午後7時までに119回となった。

 

新潟県中越沖地震の発生から一週間。全国から救援物資やボランティアが
続々と到着する中、徐々に復旧が進みつつあるようだが、被災者の生活再
建への道のりは長いようだ。長い避難生活は確実に心身ともに疲労させ、
特に高齢者への負担は重いものとなる。これは少子高齢化の進む地方の問
題と言えそうだが、我が国全体を考えてみても決して地方固有の問題だと
は言えなさそうだ。