中国・瀋陽で3日行われたサッカーの22歳以下4カ国大会、日本−中国
の試合後、中国人ファンの一部が日本人ファンに罵声を浴びせて言い合い
になる「事件」があった。日本人ファンは会場内で足止めされた上、9人
が当局の車などで宿泊先まで送られた。日本人ファンへ紙コップやペット
ボトルも投げられ、根強い反日感情と中国人のマナーの悪さが浮き彫りに
なった。会場の瀋陽五輪体育場は、来年の北京五輪サッカー会場の一つ。

 

相変わらずマナーの悪さが目立つ中国であるが、来年の北京五輪までに本
当に改善出来るかはいささか疑問が残る。3年前に中国で行われたサッカ
アジアカップも日本代表は、完全アウェーの状態の中、激しいブーイン
グと敵意を跳ね除け見事に優勝を果たした。スポーツにまで反日精神を持
ち込むのは中国と韓国くらいものだが、五輪となれば世界中の人々が注目
することになり、その民度の低さが明らかになるのは面子を重んじる中国
にとって恥そのものであろう。スポーツマンシップなどと言う言葉が通じ
るかわからないが、選手が気持ち良くプレー出来る環境作りを求めずには
いられない。