任期満了にともなう社民党党首選が26日、告示され、福島党首が同日午
後、立候補を届け出た。27日午後3時まで受け付けるが、福島氏以外に
立候補の動きはなく、無投票での3選が確実となっている。福島氏は8月
に「行動する社民党に立て直すことを、もう一度力強く、みずみずしくや
っていく」と続投を表明した。党首選に立候補するには所属都道府県連の
推薦に加え、200人以上の党員の推薦か党所属の国会議員3分の1以上
の推薦が必要。福島氏は同氏以外の11人の衆参両院の全議員の大半から
推薦を受けている。

 

壊滅状態の社民党が再び浮上する可能性はほぼ無いと見て良いが、それで
もなお捲土重来を期すると言うのなら、それは勝手にして欲しい。かつて
自民党55年体制下で戦うそぶりを見せながらも、その裏では馴れ合
い、55年体制崩壊後は仇敵だったはずの自民党と連立までする始末。む
ろんそれが仇となり一気に凋落の道を歩み始めたわけだが、護憲だけがウ
リの政党では有権者が投票することはなかろう。だが、護憲を語らないの
なら何を語るのか。雇用に関しては自党の職員をリストラした手前、白々
しいだけであろうし、年金も民主党の二番煎じでしかない。瀬戸際に立た
されている中で、福島体制がいつまで持つか、見ものである。