米国オレゴン州が公式に開設している車の運転免許取得方法を記載したホ
ームページの韓国語版に「独島は韓国領土」などとハングルで記された車
のイラストなどが掲載されていたことが分かった。日本の外務省は「竹島
に関する不適切な表記」として州に遺憾の意を伝え、州は閲覧中止の措置
にした。作成者側は「韓国系住民が見るもので、問題ないはず」と反論し
ている。韓国語版では、車間距離を取ることを説明した項で、車のイラス
トに「独島(竹島)は韓国領土」「独島 愛 集まり」などとハングルで
書かれていた。また、徐行運転を求める項では、「SLOW」の看板を手
に持つ男性の上着に、ハングルで「独島 愛」や「独島は韓国領土」など
と書かれていた。

 

韓国語版を州から依頼されて作成した州在住の韓国系米国人の男性は「韓
国人として島に対する認識を広めたかった」と話しているらしいが、正直
に言って常軌を逸した活動としか言いようが無い。他国の自治体のホーム
ページ、しかも運転免許取得の方法のページにさりげなく、文言を入れる
あたりが非常にいやらしい行為だ。確かにそんなページを見るのはオレゴ
ン州に住む韓国系の住民くらいかもしれないが、公的なホームページ上に
おいては不適切な表現であろう。ただ、逆に言えばここまで竹島問題を真
剣に考えられる韓国系米国人の人には我が国も見習わなければならないか
もしれない。一時は「竹島の日」が制定されたりで、注目が集まったもの
だったが、例によってマスコミの集中豪雨的な報道姿勢では一過性のニュ
ースで終わってしまう。このような手段を使ってまで竹島は韓国領である
と訴える姿勢は少しだけ評価したい。