米大リーグ、レッドソックス松坂大輔は11日、敵地トロピカーナ・フ
ィールドで同地区対決となるレイズとのアメリカンリーグ優勝決定シリー
ズ初戦(7回戦制、4勝先行)に先発登板、8回途中無失点の好投で白星
を飾った。岡島秀樹は2番手として登板、1/3回を無失点に抑え、救援
に成功。また、レイズの岩村明憲は「1番・セカンド」で先発出場し、こ
こまでプレーオフ全試合安打をマークした。レッドソックスが2−0で完
封勝利を飾った。

 

これまでお荷物球団の代名詞であったレイズが破竹の勢いで地区優勝を果
たし、プレーオフも勝ち抜きリーグ優勝決定戦にまで駒を進めた。それだ
けでも驚くべきことだろうが、こうして日本人選手同士の対戦を普通に見
られるようになったこと自体も本来驚くべきことなのだろう。当たり前の
ように見てしまっているが、野球の世界における最高峰である大リーグに
おいて、日本人選手が活躍する。一昔前なら想像も出来なかったことだ。
今回は松坂投手、岡島投手の所属するレッドソックスに軍配が上がったが、
両チームの健闘を祈る。