韓国政府は9日、日本の教科書検定自由社が発行元となる中学・歴史教
科書が合格したことについて外交通商省報道官声明を発表、「過去の誤り
を美化」しているとして強く抗議するとともに「根本的な是正」を要求し
た。この教科書は、従来の歴史教科書を「自虐的」と批判する学者でつく
る「新しい歴史教科書をつくる会」が執筆しており、2001年に検定合
格し中韓の強い反発を招いた同会執筆の扶桑社の教科書とほぼ同じ内容。
報道官によると、同省は在韓日本大使館の公使を呼んで直接抗議を伝達す
る。韓国メディアも検定合格を強く批判している。声明は、「正しい歴史
認識」は日韓の未来志向的関係の根幹にかかわる問題と強調。日本の青少
年が「歪曲された一部の教科書を通じ誤った歴史観を持つ」ことへの深い
憂慮を示した。

 

韓国からの反発はもはや毎度のことと言うことで、あくまで受け流すのが
正解だろう。韓国側としても、これをスルーしてしまっては国内からの突
き上げを食らうであろうし、我が国のマスコミも韓国政府が反発するまで
必要以上に報道を繰り返すことが予想される。中国と韓国に対する歴史認
識の問題においては、我が国のマスコミはマッチポンプの役割しか果たし
ていない。記事で中国・韓国の反発は必至と書き連ねれば、中国・韓国と
もに黙っているわけにはいかなだろう。これでは事実上、文部科学省の検
定だけではなく、中国と韓国の検定を受けているようなものではないか。
教科書検定の時期になると騒ぐのは、少なくとも我が国のマスコミは終わ
りにすべきであろう。検定が問題無く通ったのであれば、それを使う使わ
ないの選択は現場の自由なのである。