今日は次期衆院選後には与党となるであろう、民主党を扱った本を紹介
しておきたいと思う。産経新聞で連載をしていた「民主党解剖」シリー
ズをまとめたのが本書である。何となく民主党に政権を任せてみよう、
との考えを持っている人には是非読んで欲しい。

 

民主党解剖 (産經新聞社の本)

民主党解剖 (産經新聞社の本)

 

基本的な性格・位置づけ・根本精神を定める党規範である綱領の無き政
党として、果たして本当に政権を任せて良いのか。衆院過半数を取れ
たとしても、参院国民新党社民党議席を合わせて始めて過半数
なる現実。特に、時給1000円以上の最低賃金の実現を掲げる社民党
に対して、どれだけの配慮がなされるのか。大いに注目せねばなるまい。