第17回統一地方選の後半戦となる一般市長・市議、東京特別区長・区議の各選挙が1
7日告示され、立候補届け出の受け付けが午前8時半から各地の選挙管理委員会で始ま
った。同11時現在で市長選には計202人、区長選には計46人が立候補を届け出た。
届け出は午後5時に締め切られ、12日に告示された衆院愛知6区補欠選挙と19日告
示の町村長・町村議選とともに24日に投票され、一部区長・市区議選を除いて即日開
票される。告示されたのは、津、高松、長崎、大分の4県庁所在市を含む88市長選の
ほか、293市議選、世田谷、渋谷など13区長選と21区議選。

 

統一地方選の後半戦が24日に控えている中、震災の影響で選挙の実施が困難になった
県については延期が決定している。大地震の影響が大きい東北地方の自治体は選挙どこ
ろではないであろうし、被災した市民に対する支援に徹する他は無い。法律で決まって
いるとは言え、被災地以外でも選挙をするようなムードでは無いだろう。前半戦では民
主党の候補が各地で惨敗したことで、「菅降ろし」が俄かに再燃したわけだが、後半戦
ではどのような結果となるであろうか。ここでも民主党の敗北となれば、菅政権の土台
は大きく揺らぐことになるのではないか。