スポーツ用品メーカー・アディダスに勤務する20代女性社員が、簡易ブログ「ツイッ
ター」で、銀座店を訪れたJリーグの選手とその家族の容姿を中傷するような書き込み
をし、同社が謝罪していたことが19日、分かった。女性社員は女性蔑視にあたる英単
語も書き込んでいた。同社は同日、ホームページ上に「多大なるご迷惑とご心配をおか
けしたことをおわびいたします。事実関係を調査しており、会社規定により厳正な処分
をします」とするおわびを掲載。「スポーツブランドとしてあるまじきことであり、こ
の事態を厳粛に受け止め、このようなことが繰り返されないよう、社を挙げて再発防止
を徹底してまいります」としている。この選手は、アディダス社の契約選手で、スパイ
クなどの提供を受けている。

 

芸能人のデートを暴露したりと、ツイッターを使う側のモラルが問われる事態が散見さ
れる。企業イメージを悪化させるであろうし、書き込みはコピーされてネット上には残
ることとなるのだ。この女性社員は「そいえば今日マイクハーフナーが来た。ビッチを
具現化したような女と一緒に来てて、何かお腹大っきい気がしたけど結婚してんの(^ω
^)??」「帰化したからハーフナーマイクかwアシュトンカッチャー劣化版みたいな男
が沢尻劣化版みたいな女連れてきたよwとりあえずデカイね、ホントにwww」と社員とは
思えないような書き込みを繰り返していた。アディダスと契約を結んでいる選手への罵
詈雑言は、有り得ないだろう。この女性社員は入社したばかりだったようだが、アディ
ダスが言うところの「厳正な処分」が下されることだろう。ツイッターは有用なツール
だが、時には凶器となることを忘れてはならない。