橋下徹大阪市長が代表を務める新党「日本維新の会」の国会議員団9人が3日午前、
国会内で結党後初の両院議員総会を開いた。議員団代表に民主党出身の松野頼久
官房副長官を選出した。幹事長には自民党出身の松浪健太衆院議員、政調会長には
みんなの党出身の桜内文城参院議員が就く予定で、3日にも松野氏が指名する。日
本維新の会は先月28日、総務省に届け出て国政政党として正式に発足した。

 

日本維新の会は橋下市長が代表を務め、それとは別に国会議員団の代表と言うもの
が存在する。彼等は「既存政党では踏み込めない事項に踏み込んでほしい。具体的
な問題提起ができるのは日本維新の会しかない」として維新の会に入党したわけだ
が、果たして橋下市長がどれだけ国政に関与出来るのだろうか。大阪を建て直して
から国政に進出するのが筋である以上、次期衆院選では出馬は見送って欲しいもの
である。そうなると東京と大阪の距離が維新の会の限界になるのではないか。