日米両政府は12日、来月の日米共同統合演習で、沖縄県無人島を使い自衛隊と米
軍の島嶼防衛訓練を行う方針を固めた。事実上の離島奪還訓練で、国内の離島での共
同奪還訓練は初めて。中国による離島侵攻の脅威が高まる中、事態が起きる危険性の
高い沖縄での訓練が不可欠と判断した。訓練を通じ日米共同対処能力を高め、沖縄県
尖閣諸島をめぐり高圧姿勢を強めている中国を牽制する狙いがある。

 

中国が尖閣諸島を本気で獲りにきた場合、我が国が適切に対応出来るとは到底思えな
い。野田政権は国有化と言う選択はしたものの、実効支配の強化には手を付けようと
せず、現状維持をするに留まっている。尖閣諸島無人だからこそ中国にとっては、
攻め獲りやすい島なのである。ここに「日本人」がいれば、それを排除なり拘束しな
いことには占拠することは出来ないのだ。そう考えると東京都が購入していた方が良
かったと今さらながらに思うのである。