民主党熊田篤嗣衆院議員が26日午後、同党に離党届を提出する見通しになった。
熊田氏は地域政党減税日本」(代表・河村たかし名古屋市長)への参加を検討して
いる。さらに民主党水野智彦衆院議員も減税日本入りを念頭に離党を検討している
ことが明らかになった。東京都の石原慎太郎知事が新党結成を表明した翌日に民主党
内で離党の動きが表面化したことで、野田政権にさらなる打撃となるのは必至だ。

 

この二人が減税日本入りをすれば、すでにこれまでに小泉俊明氏、小林興起氏、佐藤
夕子氏の3衆院議員が参加しているため、これで国会議員5人以上という政党要件を
満たすことになる。この二人がなぜ減税日本を選んだのか、その辺りの事情が良く分
からない。減税日本が政党要件を満たすために、落ち目の民主党から離脱しそうな議
員を探していただけではないか。それこそ野合と言うものだろうが、このような流れ
を止められないのが今の民主党と言うものである。