減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」は次期衆院選の1次公認として、新顔
を含めた十数人を近く発表する方向となった。共同代表の河村たかし名古屋市長が立
候補を模索する愛知2区は空白区のままとする。脱原発は、旧減税日本亀井静香
国民新党代表らが立ち上げた新党が合流して22日に発足した。減税日本はすでに前
職と元職の4人を公認、反TPPも前職2人の公認を決めており、この計6人はその
まま脱原発の公認候補者となる。

 

乱立する新党の中では比較的、立ち上げが早かったはずの減税日本だが、太陽の党と
の合流が破談となり、日本維新の会との連携も断たれてしまった。そうして行き着い
た先が亀井氏が立ち上げた新党との合流だった。追い込まれての合流と見えてしまう
ため、この政党が支持を集めることは無いのではないか。主張している主な政策も共
産党や社民党と似通っており、存在意義を失っている。名古屋市長を辞任してまで打
って出る意味があるか、河村氏は良く考えるべきだろう。