日本未来の党代表となる滋賀県嘉田由紀子知事は28日、大津市内で報道陣の取材
に対し、みんなの党渡辺喜美代表と政策協議中であることを明かし、「代表も興味
を示してくれています」と話した。党本部は東京に、大津市には支所を置く。同日午
後、新党の代表代行となる飯田哲也大阪府市特別顧問が総務省に新党結成を届け出
る。嘉田知事は、新党の現時点での立候補者擁立のめどについて「73、74人」と
し、「候補者100人を目指す」と改めて表明。

 

日本未来の党に小沢新党が合流したことで、それが与える影響について「イメージの
問題でプラスマイナス両方」と嘉田代表は語っている。今回擁立される議員の数を見
る限りでは、その大部分が小沢新党の面々になるのではないか。固有の地盤を持たな
い比例選出の議員が多いだけに、落下傘候補として各選挙区に降り立つのだろう。政
権交代と言う風が吹かなければ絶対に当選できなかった、そんな議員も少なくない。
それだけに比例単独では落選は必至であり、小沢氏についていく他に道は無かったの
だろう。これからは卒原発の先鋒として、相も変わらず小沢氏のために働くことにな
る。それが幸せなのか、本人だけが知ることだ。