野田佳彦首相は7日夕、三陸沖での地震発生を受け、東京都内で行っていた衆院選
遊説を途中で切り上げて、急きょ首相官邸に戻った。首相は同日午後、都内4カ所で
遊説を予定。3カ所目のJR蒲田駅前から、最後の演説場所の東急自由が丘駅前へ車
で向かう途中で地震が起き、直ちに遊説を中断した。官邸に着いたのは地震発生から
約30分後の午後6時前だった。

 

選挙期間中も何かが起きれば対応しなければならないのが、政府であろう。北朝鮮
ミサイルの発射を目論んでいる中で、相変わらず地震は容赦なく日本列島を襲ってく
る。こうした異常事態を乗り切れるのは、民主党政権では無い。菅政権が東日本大震
災で見せた醜態を繰り返してはならないのだ。誰がやっても同じだった、そんな悲し
い言い訳は聞きたくは無い。