社民党は17日、都内のホテルで全国代表者会議を開き、7月に想定される参院選
目標として、選挙区、比例代表合わせて「3議席以上」と、改選議席2への上積みを
図るとともに、比例では300万票以上の獲得を目指す方針を決めた。福島瑞穂党首
は冒頭のあいさつで、公示前の5議席を2議席に減らした昨年の衆院選について「敗
北の責任はひとえに党首である私にある」と陳謝。「夏の参院選社民党の存亡を懸
けた戦いだ。全身全霊で戦う決意だ」と述べた。

 

社民党と言う政党が存在していること自体が、奇跡と言うべきではないか。それくら
社民党の存在意義は失われており、次の参院選でも敗北するのは必至であろう。党
首選を行おうにも、そもそも候補が少なすぎて選挙が成立しない状況である。かつて
は数百人の国会議員が所属した政党だけに、その凋落ぶりは目を覆うばかりだが、そ
うなる必然性もあったのではないか。55年体制下、万年野党として過ごしてきたこ
とで、政党としての力は大きく損なわれた。さらに自社さ連立政権と言う自己否定の
ような真似をしたことが決定的だったのではなかろうか。