民主党は20日、野党に転じて初の全国幹事長会議を党本部で開いた。海江田万里
代表はあいさつで、6月の東京都議選や7月が想定される参院選について「私たち
は負けるわけにいかない。まさに民主党の命運が懸かった選挙だ」と述べ、参院選
では目標とする改選議席46の維持に全力を挙げる考えを示した。

 

逆風と言うより暴風の中にある民主党。それは衆院選での惨敗後も止むことは無い。
それだけ民主党政権への反発が強かったことの証左であり、政権交代と言うものが
有権者の気まぐれに近い投票行動で起きたとも言えるのではないか。自民党以外の
選択肢として、もはや民主党が選ばれることは無い。連合の組織票によって比例で
議席を取れるとしても、選挙区では厳しい戦いとなることだろう。民主党の命数
が尽きるのは数ヵ月後かもしれない。