島根県竹島の領土権確立を目指して2005年に条例で定めた「竹島の日」の記念
式典が22日、県などの主催により松江市内で開催された。8回目となる今回は、島
尻安伊子内閣府政務官が政府の代表として初めて出席。島尻政務官は「竹島はわが国
固有の領土であり、竹島問題は極めて重要だ」と述べた。また、島尻政務官は「一貫
して竹島問題の解決へ尽力されていることに心から敬意を表する」と述べ、県などの
取り組みを評価した。

 

韓国に異常なまでの配慮をしてきた民主党政権とは打って変わり、今年の「竹島の日
の記念式典には、国会議員と地方議員ら約520人が出席したようだ。韓国でも大統
領が代わるタイミングであり、あまり刺激しては良くないと判断した結果が、政務官
の派遣だったのだろう。この判断そのものは良かったと思うが、竹島が韓国に不法占
拠されている事実を解決するには、一筋縄ではいかないだろう。国際司法裁判所への
付託は韓国が同意しないとは言え、単独での訴訟も作戦の一つではないか。ポーズだ
けではなく、行動する時である。