民主党の桜井政調会長は7日、各党の政策責任者が出演したNHKの番組で、政府が
28日に開く主権回復・国際社会復帰を記念する式典について、「沖縄が屈辱の日と
位置づけている日になぜやらないといけないのか」と批判した。ただ、「苦渋の選択
だが、天皇陛下も来られる」と述べ、海江田代表が出席する見通しであることを明ら
かにした。みんなの党は出席、維新の会は出欠未定。共産、社民両党は欠席する。

 

もともと自民党としては主権回復の日を主権回復60年の昨年に開きたかったようだ
が、民主党政権がそんな式典を主催するわけもなく、結局61年目の今年にずれ込ん
でしまった。確かに本土にとっては主権回復の日でも、沖縄にとっては本土から切り
離された日とも言えるだろう。その辺の配慮が足りない、そんな意見もあるようだが、
毎年実施するような式典でもなかろう。出る出ないは各政党が判断すれば良い。その
程度の式典である。