読売新聞社は12〜14日に全国世論調査(電話方式)を実施した。安倍内閣の支持
率は74%で、前回(3月15〜17日)の72%からやや上昇した。昨年12月の
内閣発足直後から毎月上がっており、4回連続の上昇は、毎月調査を始めた1978
年以降で初めて。「アベノミクス」で株価上昇と円安が持続し、経済指標が改善する
などの具体的な成果が出始めているためとみられる。

 

現在のところ安倍政権は極めて順調な航海を続けていると言えるだろう。民主党政権
があまりに酷過ぎただけに、その反動なのかもしれないが、ここまで高い支持率をキ
ープ出来ているのは、経済対策に力を入れたことが最大の要因かもしれない。第一次
安倍政権は理念が先行して、国民は置いてけぼりを食らった感があり、言わば空回り
していたような状態だった。そう言った失敗を糧にして、安倍首相は再チャレンジを
実現した。TPPと言う地雷はあるものの、安倍政権にとって順風満帆な航海は続く
ことであろう。