民主党細野豪志幹事長と、みどりの風亀井亜紀子幹事長は28日、国会内で会談
し、7月の参院選に向けて選挙協力を進めることで合意した。具体的には、みどりが
山形と島根選挙区で擁立する現職候補を民主が支持する代わりに、みどりは長崎選挙
区で民主が立てる現職候補を支援する。競合しない他の選挙区でも協力を検討する。

 

民主党が組む相手は社民党であったり、今回のみどりの風と言ったような小政党しか
無いのが現実であろう。民主党を飛び出した小沢氏が率いる生活の党とも組む可能性
さえあり、これでは先祖返りと言った状況でさえある。小政党が生き残る道は合従連
衡しかないのだろうが、いったい何のために存在するのか。存在意義が希薄になれば
なるほど、選挙協力が無駄な抵抗にようにも思えてくるのだ。少ない議席では出来る
ことも限られてくる。何が出来るのかを示す時ではなかろうか。