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今回の参院選から解禁されたインターネットを使った選挙運動も、後半戦に入った。
自民党が安倍内閣の経済政策に対するフェイスブックやツイッターなどのソーシャル
・ネットワーキング・サービスの反応に手応えを得ているのに対し、野党各党は利用
者参加型の仕組みをつくるなどして巻き返しを図っている。FBでは、党の公式ペー
ジに対して、「いいね!」と評価した閲覧者数が4万人を超え、他党を引き離してい
るのが自民党だ。
自民党はフェイスブック以外でもツイッターのフォロワーやスマートフォン向け無料
通話・通信ソフト「LINE」の登録者でもトップクラスと好調のようだ。ネットで
の選挙活動が解禁され、その恩恵に最も与っていると言えるだろう。日本維新の会や
みんなの党はそれぞれ党首がツイッターでもともと情報を発信してきており、下地と
なるフォロワーは相当な人数である。それ以外の政党がどれだけネットを有効に活用
出来ているかは定かではないが、いまいち使い切れていない感がある。