札幌市は、2015年開催の「さっぽろ雪まつり」から、陸上自衛隊に制作してもら
う大雪像数を3基から2基に減らす方針を固めた。陸上自衛隊北部方面隊が削減の意
向を示していたことを受け、2年後から応じることにした。雪まつりではこれまで、
大通会場で計5基の大雪像が制作されている。市は5基の大雪像を今後も維持するた
め、制作の担い手を新たに探す考えだ。上田文雄市長は9月3日、雪像制作を陸自
要請する。陸自側が2年後の削減を正式に申し入れ、上田市長が了承する見通しだ。

 

さっぽろ雪まつりの大雪像自衛隊が無償で作っているもので、それなりの人員を投
入しているため、今回の削減につながったのだろう。雪像を制作する約1か月間、隊
員が訓練不足になることから、協力体制の縮小を市などに打診していたものの、集客
の最大の目玉である大雪像を作れる団体となると、なかなか見付からないだろう。む
ろん、ただ作れば良いものではなく、あのクオリティを維持出来るのだろうか。それ
でも2基は作ってくれるのだから、良しとすべきではなかろうか。