社民党の石川大我・東京都豊島区議は25日、国会内で記者会見し、参院選敗北で引責
辞任した福島瑞穂前党首の後任を選ぶ党首選に立候補する意向を表明した。石川氏は福
島氏の元秘書。党首選を巡っては、国会議員5人が候補者一本化への調整を進めており、
同党としては初の選挙戦になる可能性が出てきた。党首選の立候補には、所属する都道
府県連の推薦に加え、国会議員の3分の1以上か党員200人以上の推薦が必要となる。

 

石川氏は記者会見で「党を再建したいという多くの党員の声を党首選を通じて届けてい
きたい」と語ったようだ。区議が国政政党の党首になる、実現すれば何とも珍妙な状態
になりそうだ。党員200人以上の推薦を集めているらしいが、国会議員が石川氏に負
けるような事態になれば、それこそ社民党の危機ではなかろうか。これと言った候補が
いない国会議員5人も問題だが、なり手がいるだけマシかもしれない。そろそろ国政か
らお引き取り願えないものだろうか。