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みんなの党の浅尾幹事長は１１日、江田憲司前幹事長と横浜市内で会談し、民主党や
日本維新の会の有志との勉強会を臨時国会の会期中に設立しないよう要請した。浅尾
氏が「新党を作るなら離党してもらう」と警告したのに対し、江田氏は「勉強会は新
党を目指したものではない」と説明、勉強会の構想自体は断念しないものの、会期中
の設立を控えることは了承した。

野党再編を進めようとしていた江田氏の動きを縛るのは、果たして政党ブロック構想
だけが理由なのだろうか。みんなの党と言う政党を失いたくない、そんな単純な理由
があるのだとすれば、渡辺氏の底が知れるというものだ。今の国会の勢力図は一強他
弱であって、他弱のままみんなの党がいても存在感は希薄であり、政党ブロック構想
もおそらく小選挙区比例代表制では、候補者の調整が難しく、時間だけかかって決裂
するような事態になるのではなかろうか。