超党派みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の157人が18日午前、秋季例
大祭にあわせて東京・九段北の靖国神社を参拝した。同会によると、参拝したのは自民
党の高市早苗政調会長衆院114人と、参院43人。平成に入ってからは今年4月の
例大祭の166人に次いで多く、秋では最多だった。参拝した議員の所属は自民、民主、
日本維新、みんな、生活、新党大地の5党。

 

参院選に勝利したことで安定した政治基盤を手に入れた安倍首相にとって、靖国神社
参拝はもはや既定路線だろう。いつ参拝するか、タイミングを見計らっているはずだが、
いつ行っても文句を言われるのなら、堂々と例大祭で参拝するのも筋ではないか。変に
誤魔化そうとすれば、かえって中国や韓国に付け込まれることになる。かつて毎年連続
して靖国神社を参拝した小泉元首相のように、参拝が当たり前となってしまえば、批判
も型通りのものとなる。長期政権を志向する安倍首相なら出来て当然のことだ。