社民党は1日、東京都内で全国代表者会議を開き、吉田忠智参院議員の党首就任に伴
う新執行部体制を決めた。副党首に福島瑞穂前党首が就き、又市征治幹事長、照屋寛
国対委員長は留任。政審会長には同代理だった吉川元衆院議員が昇格した。吉田氏
は会議後の記者会見で「福島氏の発信力やネットワークを生かしたい」と語った。

 

所属する国会議員が5人しかいない以上、ほぼ全員が執行部に入ることになる、それ
が今の社民党である。結局、福島氏も副党首に就き顔ぶれはほとんど変わっていない。
これが新しい社民党だと言われてもまったく説得力がないではないか。今までと同じ
なら社民党の未来は暗いどころか、未来そのものがありはしないだろう。このような
政党が存在し続ける意味がないのだから。