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みんなの党の渡辺喜美代表は８日の記者会見で、浅尾慶一郎幹事長が７日に野党再編を
模索する民主党、日本維新の会との中堅・若手会合に出席した井坂信彦衆院議員に事情
聴取を行ったことを明らかにした。渡辺氏によると、井坂氏は「無所属で活動するか新
党を設立するか、最悪のケースに備えている」と発言。渡辺氏と対立している江田憲司
前幹事長が党を除名された場合は「江田氏についていく」とも語ったという。

相変わらず内紛が続くみんなの党だが、野党再編を模索する江田氏の一派の追い出しに
かかっているようだ。純化路線を取ることで、本当にみんなの党は党勢を伸ばすことが
出来るのだろうか。その辺が曖昧なままでは、単なる掛け声で終わりかねない。渡辺代
表がここまでハレーションを起こすのは何故なのか。政党ブロック構想の実現が誰にも
信じられていない中、かなり危うい状態にあるのは確かである。そのことに気が付きな
がらも、純化路線を突き進むのは見ていられない。