みんなの党に離党届を提出した江田憲司前幹事長らは18日、新党「結いの党」を旗揚
げする。江田氏を含め衆参両院議員15人が参加し、野党勢力の結集を目指す。新党の
代表に就く江田氏は17日、幹事長に小野次郎参院議員、政調会長柿沢未途衆院議員
をそれぞれ起用するなどの役員人事を固めた。江田氏らは18日午後に東京都内で設立
総会を開き、綱領や基本政策、組織体制を正式決定する。

 

この新党が野党結集の「接着剤」足り得るか、極めて疑問である。野党結集のために、
指導力を発揮しようと江田氏が張り切っても、衆参合わせて15人の小政党であると言
う事実は消えず、民主党日本維新の会の間に埋没するのではないか。しかし、みんな
の党に残っていても、干されただけのことであり、離党は既定路線だっただろう。それ
ゆえに江田氏は野党結集に力を注ぐしかない。みんなの党を結成した時に戻りたい、そ
う江田氏も思っているのではなかろうか。