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みんなの党から分裂して昨年末に旗揚げした結いの党が国会の新会派を結成
できない問題について、結いの党の小野幹事長は１６日、国会内でみんなの
党の浅尾幹事長と協議し、１７日までにみんなの党からの会派離脱が認めら
れない場合、裁判所への仮処分申請などの法的措置を検討する意向を伝えた。

自党の名前で当選したのに他党に事実上移籍するのは、納得がいかないと言
うみんなの党の主張は分かるが、いつまでもこの問題を引きずっても仕方が
ないのではないか。政党ブロック構想を掲げる渡辺代表にとって、解党して
まで新党結成を目指そうとする、江田氏の考えは相容れないものだろう。だ
からと言って、代表の考えにそぐわないものは徹底的に断罪する、強権的な
対応も受け入れらないのも確かである。