東京は18日、都内で臨時三役会議を開き、東京都知事選で自民、公明両党が
推す舛添要一厚生労働相を支援する方針を決めた。20日にも舛添氏と政策
協定を結ぶ。連合を最大の支持基盤とする民主党都連は、細川護熙元首相を「
実質支援」すると決めており、対応が分かれることになった。

 

連合東京にとって、民主党が支援する細川氏の急進的な脱原発は受け入れられ
なかったのだろう。舛添氏がかつて厚労相を務めていたこともあり、労働者と
の距離は遠くない。それもあって消去法的であるにしても、連合東京は舛添氏
を選ぶことになった。最大の支持母体である連合と支援する候補を違えること
になった民主党だが、果たしてまともな支援が出来るのだろうか。労組丸抱え
の選挙をしてきた民主党にとって、厳しい戦いになりそうだ。