会は28日に衆院本会議が開かれ、安倍首相の施政方針演説など政府4演説
に対する3日間の各党代表質問に入る。初日は民主党の海江田代表と自民党
の石破幹事長、日本維新の会松野頼久幹事長代行が質疑を行う。海江田氏
は27日の記者会見で、「外交や雇用問題、社会保障の充実について首相の
姿勢をただす」と述べた。昨年末の安倍首相の靖国神社参拝を批判し、中国、
韓国との外交問題について説明を求める考えだ。

 

海江田氏に聞きたいのは、民主党政権では首相の靖国神社の参拝はされなか
ったと思うが、それによって中韓との関係は大きく改善したのだろうか、と
言うことである。尖閣諸島周辺での中国漁船衝突事件が起きてから、当時の
菅政権が対応を誤ったため、中国はますます増長したことを忘れたとは言わ
せない。民主党政権によって失われたものは極めて大きく、良く分からない
まま、ひたすら阿ってきたことを反省すべきではなかろうか。