大阪市議会の公明党自民党、民主系、共産党の4会派の幹事長は13日、
橋下徹市長が提出していた辞職願の扱いを協議し、14日の本会議で不同意
とすることで一致した。4会派で過半数に達するため、橋下氏は議会の同意
を得られず、地方自治法の規定により27日に自動失職する。橋下氏は15
日付の辞職を求めていた。

 

橋下氏にとっては、出直し市長選で耳目を集めて世論を味方に付けて乗り切
るつもりだったのだろうが、4会派が一致して市長選を盛り上げない、そん
な戦略をとっている以上、そう簡単には市長選をする意味があるのか、そう
いった空気が充満しつつある。それだけに橋下氏は他党を挑発することで、
市長選に注目を集めたいところだろうが、そんな安易な戦略では誰も乗って
くることはないであろう。