民主党海江田万里代表は21日のBS朝日の番組収録で、集団的自衛権
行使容認に向け政府が検討する憲法解釈変更への対応について、3月中に中
間的な見解を取りまとめ、6月22日の今国会会期末までに対案を策定する
意向を示した。

 

海江田氏は安倍政権との対決姿勢を強めようとするあまり、民主党がもっと
も不得意とする分野に足を踏み込んでしまったのではないか。2年前の総選
挙で数少ない保守系の議員も多くが落選してしまい、残ったのは労組に支え
られている議員ばかりで、ますます旧社会党化している。このような状況で
集団的自衛権憲法について対案を出そうにも、まとまるわけがない。対案
がどのようなものになるか、今から楽しみである。