韓国軍合同参謀本部は16日、北朝鮮軍が同日、日本海側にロケット弾とみ
られる飛しょう体18発を断続的に発射したと明らかにした。射程は短く、
70キロ程度と推定される。合同参謀本部によると、午後6時20分ごろか
ら10分間にわたり10発、午後8時すぎに8発を発射。江原道・元山近く
の葛麻半島から東に向けて発射したという。

 

このロケット弾発射は米韓軍が実施している野外機動訓練「フォール・イー
グル」に対抗したとの見方があるようだが、いずれにしても単なる示威行為
に過ぎない。北朝鮮はナンバー2を処刑したたため、体制が不安定になるか
と思われたが、今のところ目立った動きは見られない。これが何を意味する
のか、かえって不気味である。我が国としては北朝鮮の動向に注意をしてい
く時期はまだまだ続きそうだ。