自民党は、2015年秋の次期総裁選へのインターネット投票導入について、
検討を開始する。利便性をアピールして若い党員の獲得につなげるのが目的
で、政治制度改革実行本部の下に検討組織を設け、6月ごろの結論を目指す。
実行本部では、党員に固有のパスワードなどを発行し、ネット上での手続き
を可能にする案などが検討されている。ネット投票の導入に先駆けて、入党
手続きも党のホームページなどからでも出来るように変更する。

 

インターネット投票がどのような結果を生むか、既存の投票方法しか知らな
い世代にとって、何か危険なもののように受け止められるのではないか。そ
う言った変な反発をうまく受け流し、導入を目指して欲しいものだ。何でも
かんでもネットと結び付けるのもどうかと思うが、選挙とネットの親和性は
高いのは間違いない。どう活用するかが重要なのであって、始めから否定し
てしまっては議論さえ進まないのではなかろうか。