大阪市の土地信託事業で経営破綻した都市型遊園地「フェスティバルゲート
の跡地に韓流テーマパークの建設を予定していた大手パチンコチェーン「マル
ハン」が、日韓関係の悪化を理由に計画を見直していることがわかった。跡地
の売買契約を締結後、5年以内に建設に着手する取り決めだったが、今年3月
の期限が過ぎた現在も着工されていない。このため、市は今年度内の施設完成
を求める契約を新たに結ぶ方針だ。

 

そもそも韓流のテーマパークの建設など無理があったのではないか。日韓関係
の悪化と言うのなら、マルハンが落札した2009年時点で日韓関係が良好だ
ったとはとても言えないのではないか。韓流ブームが本当に存在したのか、そ
れさえ怪しい中で、韓流のテーマパークを立ち上げる。「マルハン」にとって
はした金なのかもしれないが、計画の見直しも視野に入れるべきだろう。大阪
市もきちんとした対応をすべきだ。