東京都知事選挙で共闘した小泉元首相と細川元首相らが原発ゼロを目指す「
自然エネルギー推進会議」を立ち上げ、7日、東京都内で設立総会が開かれ
た。細川元首相は「第一に再稼働に反対し、原発から自然エネルギーに転換
することによって、実感できる経済というのをつくる。放射能の心配のない
社会をつくるのが第一の目標」と述べた。小泉元首相は「わたしも過去の人
と言われようが、これから来る未来の世代のためにも、何と言われようとも、
原発のない国づくりのために頑張る」と述べた。

 

都知事選での共闘は不発に終わったもののまだまだ意気軒昂な元首相コンビ。
この一般社団法人「自然エネルギー推進会議」は、原発ゼロを目指す小泉・
細川両元首相らが設立したもので、細川元首相が代表理事、小泉元首相は発
起人となっているようだ。この法人が何をしていくのか、見えてこないのだ
が、脱原発新党を立ち上げるための受け皿とするのか。確かに日本未来の党
のように、選挙のために作られた俄か新党より徐々に浸透させていった方が
得策ではあるだろう。無視できない存在にまで成長できるか、元首相コンビ
の気力次第であろう。