民主党大畠章宏幹事長は4日、生活の党の鈴木克昌社民党又市征治
幹事長と国会内で相次いで会談し、来年春の統一地方選と次期衆院選の協力
に向けた協議に入ることで合意した。野党候補の乱立による共倒れを防ぐこ
とが狙いで、地方議会選は定数3以下の選挙区が対象。

 

民主党、生活の党、社民党、この3党が連合したところで、それは弱者連合
そのものだろう。生活の党は小沢氏の個人商店であり、その影響力は極めて
少ない。社民党も支持基盤が極めて脆弱である。むろん、共倒れを防ぐと言
う意味では候補者調整も必要だろう。だが、本当に候補者調整が必要なほど
の戦いがこの3党に出来るのか、怪しいものだ。弱者連合の無意味さ、現実
に目を向けるべきである。