産経新聞社とFNNが19、20両日に実施した合同世論調査によると、安
倍晋三内閣の支持率は前回調査より3・1ポイント減の45・6%となった。
一昨年12月の第2次内閣発足後、支持率は最低の数字を記録し、「支持し
ない」は40・2%と初めて4割を超えた。第2次安倍内閣でこれまで最低
だった支持率は、特定秘密保護法が成立した直後の昨年12月調査の47・
4%だった。

 

政権発足から1年半が経ち、まだ4割台の支持率があると考えた方が良いの
ではないか。発足から徐々に支持率は低下していくものであるし、よほど目
に見える成果でも出さない限り、支持率を上昇させていくのは難しいものだ。
また、この支持率と言うもの自体が信用に足るものか、極めて怪しい。内閣
改造も囁かれており、安倍首相は長期政権を見越した手を次々と打ってきて
いる。野党がふがいないことが最大の原因だと思うが、自民党の一強体制は
まだまだ続くことだろう。