次世代の党は11日、党のロゴマークを発表した。「次」の文字を人に模し、
「若者が未来に向かって走り出す姿を表現した」という。色は「若さと未来
をイメージさせる」としてスカイブルーを選んだ。藤井孝男総務会長は記者
会見で「来年は統一地方選があり、名前を覚えてもらわなければならない。
その第一歩としてロゴマークを発表した」と説明した。ロゴマークは、広告
代理店やデザイン会社などに提案を受けた37案から、衆参22人の所属議
員の投票で3案に絞り、党名策定委員会が最終決定したという。

 

次世代と名乗りながらも、党の主力メンバーはベテラン中のベテラン議員が
大半を占めている。それだけに若さと未来をロゴマークでイメージさせるの
はせめてもの努力だろう。高齢の石原氏や平沼氏が引っ張るのではなく、次
の議員の台頭が待ち望まれている。第三極と呼ばれる政党は、顔役はいるも
のの、他には有力な議員が見当たらない。いや、いるのかもしれないが完全
に埋没している。そう言った議員を表舞台に引っ張るのが、そう言った顔役
の役目ではなかろうか。