9月に新党を結成する日本維新の会と結いの党の合流協議が難航している。
分裂した維新から石原慎太郎氏ら保守色が強い議員が離れたため、合流は
スムーズに進むと見られたが、政策のすり合わせに時間を要しており、新
党の党名や代表、本部所在地も決まらない。両党は20日、国会内で3月
にまとめた61項目の政策素案をもとに協議したが合意には至らなかった。

 

党を分けてまで結いの党との合流にこだわっていた橋下氏。御大と仰いで
いた石原氏を追い出してまでも、結いの党と合流したかったのか。その割
には、新党の新代表も維新の会側が橋下氏を推し、結いは江田氏を推して
いる。さらに党本部の場所についても、維新側は引き続き大阪に本部を置
くことにこだわりを見せているようだ。このまま新党結成が破談になれば、
日本維新の会とは何だったのか、と批判されることであろう。