第47回衆院選は14日、全国各地で投票が進んだ。安倍晋三首相の経済政策「アベ
ノミクス」継続の是非を最大の争点に、首相の2年間の政権運営有権者の審判が下
る。自民党が単独で半数を大きく上回る「1強」体制を維持するか、民主党など野党
が巻き返すかが焦点。総務省が発表した午後4時現在の投票率は全国平均29・11
%で、前回2012年より5・76ポイント下回って低調だ。

 

前回衆院選投票率は戦後最低の59・32%(小選挙区)で、今回も低投票率が懸
念されている。総務省によると、期日前投票は前回に比べて9・25%増だったよう
だが、各メディアが大義なき解散と批判していたためか、無駄な選挙との見方をして
いる有権者もいることだろう。だが、理由が何であれ投票しないと言う選択肢は無い。
選挙期間中には、自民党大勝の報道がされ、白けてしまった。このような報道は控え
るべきではないか。報道のあり方も問われたと思われる。