衆院の各会派は18日までに、所属議員を衆院事務局に届け出た。一方、参院会派
みんなの党」(10人)は、みんなの党の解党に伴い分裂した。同会派は18日、
みんなの党の幹事長を務めた水野賢一氏ら4人が「無所属クラブ」への名称変更を、
松田公太氏ら6人は新会派「日本を元気にする会」の結成を、それぞれ参院事務局
に届け出た。

 

第三極の雄は脆くも崩壊し、他党の草刈り場となってしまった。参院は選挙とは縁
が無かったこともあり、慌ただしく移籍するような事態は避けられたものの、これ
らの会派も一時凌ぎに過ぎないのではないか。2年後には参院選を控えている以上、
みんなの党の議員も身の振り方を考えなくてはならない。この一年はみんなの党
にとって、最悪の年だったに違いないが、無所属や移籍した面々も意外と生き残っ
ているところを見ると、それなりに地盤は築いていたようだ。