民主党岡田克也代表代行は26日、左目の網膜剥離の手術のため、東京都内の病院
に入院した。党代表選には予定通り出馬する方向という。代表選で岡田氏を支援する
構えの安住淳財務相が記者団に明らかにしたもので、岡田氏は26日に手術を受け
た後、約1週間の入院が必要という。安住氏は「(出馬の方針に)全く変更はない。
年明けの日程は、手術後に医師と相談し判断したい」と述べた。

 

このタイミングでの入院は岡田氏の戦略なのだろうか。代表選は年明けであり、入院
の期間を考えても何とかなるだろう。細野氏との一騎打ちになるのか、第三の候補が
現れるのか。民主党の看板で戦おうとする新人が現れない以上、いつも同じ顔ぶれで
代表選をすることになり、変わらない民主党の象徴となりかねない。確かに鳩山氏や
菅氏と言った民主党を作った面々は消えたが、次世代が見えてこないのが民主党であ
る。もはや次世代を育てる力さえ失ったのが、民主党ではなかろうか。