新党「日本を元気にする会」は13日、党の役職を決定した。松田公太氏が代表兼幹
事長となり、アントニオ猪木氏は最高顧問に就任した。政調会長兼幹事長代行に山田
太郎氏、衆参両院の国対委員長井上義行氏、広報委員長に山口和之氏が就いた。同
党は参院議員5人が所属している。

 

みんなの党の残党とアントニオ猪木氏がタッグを組んだ新党に誰が魅力を感じるの
だろうか。5人集まったことで、政党要件は満たしたものの、野党再編までのつなぎ
政党でしかない。おそらく、一人、二人と他党へ移籍していくのではないか。交付金
目当ての新党結成は長くは続かない。過去の歴史がそれを証明している。みんなの党
が消滅した余波は、まだしばらく残りそうだ。