解党した旧みんなの党の代表を務めた浅尾慶一郎衆院議員は15日、同県で地域政党
を設立する意向を明らかにした。4月の統一地方選に向け、みんなの解党で所属政党
を失った地方議員の受け皿とするのが狙いで、2月の旗揚げを目指し、党名や公約の
調整を急いでいる。浅尾氏は東京都や千葉県でも地域政党の設立を模索。みんなに所
属していた無所属の参院議員らとともに国政政党を再結成することも視野に入れてお
り、みんなが掲げた理念に基づき、野党再編につなげたい考えだ。

 

解党と言う選択肢を取ったことで、衆院選の結果、多くの元所属議員が路頭に迷うこ
とになったわけだが、ここにきて再結集の構想が浮上してきた。議員数で言えば政党
要件を満たすのがやっとの小政党になりそうだが、つなぎ政党として立ち上げたとこ
ろで、ますます一強他弱の状況は加速していくことだろう。打開のためには野党再編
が必要と多くの野党が理解しているものの、党利党略がそれを邪魔している。接着剤
と足り得る政党が存在していないのも大きいが、反自民だけで新党を結成したとして、
何処かで破綻するのは目に見ているのだ。