維新の党の江田代表は16日、大阪市内で街頭演説し17日投開票の住民投票で「大
阪都構想」が否決された場合、橋下徹最高顧問が政界を引退するとの見方を示した。
「(任期満了の)12月まで市長を続けて責任を果たした上で辞める」と述べた。橋
下氏自身も、否決なら政界を引退すると明言している。

 

正に進退を賭けた戦いも、いよいよ明日の投票日を待つばかりとなった。大阪都構想
の賛成派、反対派による激しい運動が繰り広げられ、様々な思惑が入り乱れていた。
特に自民党は官邸が維新との連携を考えて、大阪都構想に表立って反対しなかったが、
大阪府連は共産党まで巻き込んで反対運動を展開した。下馬評では反対が賛成を上回
っているとされるが、橋下氏の巻き返しは功を奏したのか。すべては明日決まる。