社民党が来年の参院選を「党の存亡をかけた戦い」と位置付けている。吉田忠智党首
福島瑞穂前党首の二枚看板で比例代表を戦う予定だが、前回2013年参院選での
獲得議席は1議席。いずれかが落選すれば党勢低迷をさらに印象づけかねず、危機感
が強まっている。

 

社民党は吉田、福島両氏の公認を発表したわけだが、当然の如く比例代表での出馬で
ある。党首が選挙区で戦えない、この事態を社民党はどう考えているのだろうか。比
例獲得議席は2001年に3議席だったが、2004年以降2議席、2013年には
ついに1議席にまで落ち込んでいる。遅かれ早かれ壊滅するのは目に見ているが、何
とか生き残ろうとする姿は悪あがきとしか思えない。